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次世代エコカー

2007/11/06
2009年、日米欧で新たな環境規制が導入されることになっており、成熟の域に達した自動車業界で“環境”が次世代の自動車業界の競争力を占う重要なキーワードになっている。
2009年問題を目前に控え、次世代エコカーの開発競争が、生き残りをかけて激化している。

現在、次世代エコカーとして期待されているのは、燃料電池自動車、ハイブリッド自動車、エタノールなどのバイオ燃料自動車、ディーゼル自動車および電気自動車である。

燃料電池自動車は排ガスゼロの究極のエコカーであるが、現在トヨタ自動車が日米で13台、ホンダが日米で30台リースしているに過ぎず、技術上、価格などの点から普及に予想以上の時間がかかり、実用化は2020年と言われている。

ハイブリッド自動車は燃料電池自動車の実用化までのつなぎとみられていたが、燃料電池自動車の開発の遅れとハイブリッド自動車の燃費の良さから、注目を集め、本命視される動きを示している。ガソリンエンジンとモーターを併用し、減速時のエネルギーでモーターを回すなど燃費を大きく改善しているが、通常車より数十万円割高であり、コスト削減が課題である。現在、トヨタ自動車は累計66万台販売し、2012年迄に年100万台の販売を目指している。

また、ホンダは累計14万台販売しているが、2009年迄に同社独自の低価格新型車の発売を目指している。

ヨーロッパでは、低燃費と低ハイガスを両立したクリーンなディーゼル自動車が主役である。ディーゼル自動車はガソリン自動車より20%程度燃費がよく、コモンレール技術などを用いて排ガス削減を進めている。また、ディーゼルエンジンとモーターを組み合わせたディーゼルハイブリッド自動車の開発も進めている。

アメリカでは、トヨタ自動車がハイブリッド自動車を投入したことで、ハイブリッド自動車が本命視されたが、最近はバイオエタノールをガソリンに混合し燃料とするエタノール自動車の普及の兆しが見えている。ブッシュ大統領はバイオエタノール利用拡大の方針を打ち出し、ゼネラルモーターズ(GM)をはじめ米国の自動車メーカーはエタノール自動車の開発・販売を行っている。

サトウキビ産地のブラジルではガソリンにいかなる比率でバイオエタノールを混ぜても走行するフレックス自動車を開発し、実用化されている。

電気自動車も排ガスフリーのエコカーであり、慶応大学Eliica(エリーカ)プロジェクトが進行している。このプロジェクトは、慶應義塾大学吉田博一教授を統括責任者として、数多くの企業が参画している。リチウムイオン電池を搭載し、時速370km,航続距離350km、車両重量2,400kgとなっている。

このように、次世代エコカーの開発競争は熾烈をきわめているが、トヨタ自動車、ホンダをはじめとする、自動車メーカーは輸出向けにはディーゼル自動車、エタノール自動車の開発を行っているが、国内向けには、当分バイオエタノールを3%混合のバイオ燃料を用いるガソリン自動車を主力とするが、ハイブリッド自動車の開発に注力するであろう。
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